ちゃんとできてる?Javaの環境変数の設定方法

Javaの環境変数
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WindowsなどでJavaを使うときには環境変数を設定する必要がある。

このページでは環境変数についてお伝えした。Javaの環境準備を行う際に参考にしていただければと思う。

そもそも環境変数って?

まず初めに、環境変数とはいったい何かということを説明しておこう。環境変数とはOSが持つ情報をさまざまなプログラムで共有できる機能のひとつで、環境変数に値を設定しておくことでプログラムを実行が便利になる機能だ。

プログラム内部ではさまざまな設定情報が扱われているが、プログラムを実行する環境によって設定情報が異なるケースがある。

たとえばプログラムのインストール先のパスはインストール時の設定によって大きく変わるが、環境変数にインストール先のパスを設定しておくことで、インストール先が変わってもプログラムが動作するような仕組みを提供するのが環境変数の役割のひとつなのだ。 

Javaに必要な環境変数と設定方法

それでは、Javaを実行する際に必要となる環境変数と、その設定方法について説明しよう。

環境変数「PATH」

環境変数「PATH」はプログラムが実行される際に、検索されるファイルパスを設定する環境変数だ。

たとえばコマンドラインからプログラムを実行するにはプログラムファイル名を入力して実行するが、最初にコマンドが入力されたフォルダ内にプログラムファイルが存在するかチェックされる。もしそのフォルダに入力されたプログラムファイルがない場合、環境変数PATHに設定されたパスからプログラムファイルを探す仕組みになっている。

環境変数によるプログラムの動きについて、Windows10での例を見てみよう。この例では「C:\Program Files\Java\jdk1.8.0_101」にJDKがインストールされている。

step01 jdkの確認

Java本体のプログラムや各種ユーティリティプログラムはこのフォルダ内の「bin」フォルダに格納されている。

step02

では、コマンドプロンプトでJavaのバージョンを調べてみよう。

まず、Javaインストールフォルダの「bin」ディレクトリに移動し、Javaのバージョンを調べる以下のコマンドを実行してみる。

javac -version 

javac -version

正常にJavaのバージョンが表示された。それでは、ひとつ上のフォルダに移動して再びJavaのバージョンを調べるコマンドを実行してみよう。

step04

今度はJavaのバージョンが表示されなくなった。1回目はコマンドを実行したフォルダにjavac.exeが存在したので実行できたが、2回目はコマンドを実行したフォルダにjavac.exeが存在せず、環境変数PATHにJavaのインストールパスの設定がないためエラーとなったのだ。 

それでは、環境変数PATHを登録する手順を紹介しよう。

(1)スタートメニューを右クリックして「システム」を選択する。

システム

(2)「システムの詳細設定」をクリックする。

step06

(3)「環境変数」をクリックする。

step07

(4)環境変数のダイアログが表示されるので、システム環境変数にある「PATH」を選択して「編集」ボタンをクリックする。

step08

(5)新規

登録されている環境変数の一覧が表示されるので、「新規」ボタンをクリックして登録しよう。設定するパスはJavaプログラム本体が存在するフォルダを指定する必要があるので、JDKインストールフォルダ内の「bin」フォルダを指定しよう。この例の場合は「C:\Program Files\Java\jdk1.8.0_101\bin」となる。

step09

Windows10以外の方はそもそも追加のボタンが出ないはずだ。「;」が区切りになっているので、そのまま入力フォームに入れよう。

(6)入力欄に追加

「新規」ボタンをクリックすると、リストに入力欄が表示されるので、Javaインストールフォルダを入力して「OK」ボタンをクリックしよう。

step10

(7)全て「OK」をクリックして環境変数ダイアログを閉じれば、環境変数PATHの登録が完了だ。念のため、コマンドプロンプトからパスが設定されたかどうかを確認してみよう。環境変数「PATH」の設定は以下のコマンドで確認できる。

set path

step11

環境変数Pathに設定されている内容がすべて表示され、先ほど設定したパスも登録されているのがわかるだろう。

それでは、先ほど試したように、Javaインストールフォルダ以外の場所でJavaのバージョンを調べてみよう。

step12

Cドライブ直下でコマンドを実行してみたところ、正しくバージョンが出力されている。

これでJava環境変数のPATHの登録は終了だ。

環境変数「JAVA_HOME」

Javaにはもう一つ設定が必要となる環境変数がある。それがこの環境変数「JAVA_HOME」だ。この環境変数の設定は必須というわけではないが、アプリケーションによってはこの環境変数を参照して動作するものがあるので、設定しておいたほうが良いだろう。

PathにJDKインストールフォルダにある「bin」フォルダを指定したが、JAVA_HOMEにはJDKをインストールしたフォルダを設定する。

つまり、先ほどの例で言うと「C:\Program Files\Java\jdk1.8.0_101」を設定するのだ。

設定方法は基本的にPathを設定した時の手順と変わらないが、JAVA_HOMEが登録されていない場合は新しく追加する必要がある。

その場合、(4)の手順で、システム環境変数の欄の「新規」ボタンをクリックして登録しよう。

step13

「新しいシステム環境変数」ダイアログが表示されるので、次のように設定してほしい。

変数名:JAVA_HOME

変数値:JDKインストールパス

step14

全て「OK」をクリックして環境変数ダイアログを閉じれば登録が完了だ。

確認のためにコマンドプロンプトから環境変数が設定されたかどうかを確認してみよう。

set JAVA_HOME

step15

このように環境変数JAVA_HOMEに設定したパスが表示されていれば、正しく設定されている。これでJavaの実行に必要な環境変数の登録は終了だ。

 

まとめ

このページではJavaでの環境変数の設定方法をお伝えした。Widows10ベースになっているが、他のも似たようななものだ。環境設定の際に参考にしていただければ幸いだ。

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