Javaのアップデート方法を簡単に解説

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Javaのアップデートとは、Javaの最新版を利用するために、インストールしているJavaのバージョンを上げることだ。

このページではJavaのアップデートについてまとめてご紹介する。

Javaのアップデート

アップデートとは何か?

Javaのアップデートとは、リリースされた最新のJavaをコンピュータにインストールして最新の状態にすることだ。

Javaの開発は日々続けられ、バージョンアップの度に最新のJavaがリリースされる。一方で、コンピュータに一度インストールされたJavaをアップデートしないままにしておくと、コンピュータ内のJavaは古くなっていく。この最新のリリースとコンピュータ内のJavaの差をなくして、最新のリリースにしてくれる機能がJavaのアップデートなのだ。

アップデートは必要か

通常のJavaアプリケーションをコンピュータで使うためには、アップデートによってJavaを常に最新の状態に保つ必要がある。それは、セキュリティーなどの大きな問題を起こしかねないバグが改善されている場合があるからだ。

Javaのアップデート

 

Javaのアップデートは手動で行うこともできるが、自動にしておくのが良いだろう。下記はWindows7の例だが、やり方は基本的に同じだ。

まずスタートボタンをクリックし、コントロールパネルをクリックする。

java アップデート

コントロールパネルが開いたら、検索ボックスで「Java control panel」と検索する。下記のようにJavaというメニューが出るのでクリックする。

コントロールパネル

Javaコントロールパネルが開くので、「更新」タブを開き、「更新を自動的にチェック」にチェックをつける。

javaコントロールパネル

OKか適用を押せば、自動更新設定が完了する。

アップデートとバージョン

通常コンピュータを使うためにJavaのバージョンを気にする必要はない。しかし、Javaの古いアプリケーションを実行しようする場合は、バージョンに注意が必要である。

まず、バージョンの話をしよう。バージョンはJavaがリリースされる度に付けられる番号だ。例えば、現在の最新バージョンは「Version 8 Update 111」となっている。時間が経って新しいバージョンがリリースされる度にこの数字が増えていく。

話をもとに戻そう。どうして古いアプリケーションになると注意が必要かと言うと、バージョンが新しくなると、新機能が追加されたり、以前のバグが改善されていたりする。これだけなら問題はない。しかし、注意しなければならないのは、バージョンアップで使えなくなるクラスや機能があるということだ。

どんなクラスや機能が使えなくなるかは、Java API仕様にまとめられている。

非推奨のapi

https://docs.oracle.com/javase/jp/8/docs/api/deprecated-list.html

古いコードで動かないものがあれば、このページを参考にコード最新の仕様に移行できる。

また、こんなエラーが出たら、非推奨のAPIのことを思い出してほしい。参考に非推奨のAPIでコンパイルエラーが出たところを掲載しておく。これは、「Java XML」の記事の中のサンプルコードの「org.xml.sax.Attributes」クラスを、非推奨のAPI「org.xml.sax.AttributeList」に変えて、コンパイルしたものだ。

apiエラー

まとめ

このページではJavaのアップデートについてまとめてお伝えした。参考にしていただければと思う。

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