リポジトリとは「収納場所」だ。バージョン管理のために成果物の変更履歴や成果物自身を入れておく場所を意味している。
このページではリポジトリについて簡単にご説明しよう。
バージョン管理で使われるリポジトリとは?
リポジトリとは?
それほど難しく考える必要はない。
リポジトリとは、その語の意味が「収納場所」であるようにバージョン管理のために成果物の変更の履歴を成果物そのものも含めて記録する入れ物のことである。
バージョン管理のための収納場所だ。
example
説明を分かりやすくするためにプログラム・コードが書かれたプログラム・ファイルのバージョン管理を考えてみよう。
ある機能を追加するためにプログラム・ファイルは書き換えられる。この時記録されるのは、いつ、誰が、どこに、どのような変更を行ったかだ。どのような変更を行ったかが分かるようにプログラム・ファイルそのものの内容も記録される。これらすべてがリポジトリに保存される。
プログラマ各自が行った変更が変更の記録としてリポジトリにバージョン情報と共に保存されている。この例ではバージョン1.0と1.1がそれぞれ記録されている。
こうしてリポジトリという入れ物に保存された変更履歴をユーザはいつでも見ることができる。つまり、いつでもいつ、誰が、どこに、どのような変更を行ったかを調べることができるというわけである、
また、ある時点のプログラム・ファイルをバージョン情報とともにリポジトリから取り出すこともできる。
この例は、田中さんが退社した後プログラマの中村さんがその後を継いでプログラム-01の修正履歴を見ていることを示している。
この時バージョン管理は、リポジトリに保存された変更履歴の情報を中村さんに提供する。
まとめ
このページではリポジトリとは、について簡単にまとめてご紹介してきた。リポジトリについてざっくりとお分かりになっただろうか?
参考にしていただければ幸いだ。