From: リスキルテクノロジー 松田航
新宿本校にて、、、
IT関連の
ニュースなどを見ていると...
「ハッカソン」
「アイデアソン」
という言葉を
頻繁に目にするようになりました。
特にエンジニアであれば、
週に一度はどこかで目に入ってくる
言葉ではないでしょうか?
ハッカソンとは?
ハッカソン(Hackathon)
とは...
ハック(Hack)
と
マラソン(Marathon)
...を組み合わせた造語です。
さまざまな
IT系の職業の方が集まり、
アイデアを出し合って
新しいシステムやアプリなどを作ります。
「ハック」
と言うと
システムに不正侵入する
「ハッカー(Hacker)」
や
「ハッキング(Hacking)」
...を
イメージする方も多いでしょう。
ハッカソンでは
エンジニアが集まって
何やらよからぬ計画を練っている...
などということはありません(笑)。
Hack
...という言葉は
「(物事を)切り刻む」
「うまく進める」
...といった意味もあります。
ハッカソンとは
新しい事業を創出したり、
サービス向上のための活動であったりと、
非常に前向きかつ
生産的なワーキングなのです。
ほとんどのハッカソンは
開催時にテーマが設けられます。
エンジニアたちが集まり
1日~1週間程度の短期間、
集中的に作業を行うため、
生産性と効率が良く
テーマに沿った作業を行えるのです。
アイデアソンとは?
アイデアソン(Ideathon)
とは...
アイデア(Idea)
と
マラソン(Marathon)
...を組み合わせた造語です。
こちらは主に
ハッカソン開催前の
事前準備として行われます。
ハッカソンに参加する
チームやメンバーが集まり、
ハッカソンで決められた
テーマに対するアイデアを出しあいます。
ハッカソンに参加するための
各メンバーのブレインストーミングや
アイデアを
ブラッシュアップしてゆき、
ハッカソンで作り上げるものの
方向性を定めてゆきます。
その他にも
メンバー間の交流を深めるという効果もあります。
ハッカソンが
1日から数日で行われるのに対し、
アイデアソンは
ハッカソンの開催前に
数時間程度で行われるケースが多いですね。
アイデアソンを行うことで
ハッカソンで良いものが生まれる可能性が高まり、
活気あふれる有意義な
ハッカソンにすることができるのです。
多くの企業や団体が注目しています
ハッカソンの有効性について、
多くの企業や団体が気付き始めています。
大企業などでは
「社内ハッカソン」
を開催して
新規アプリやサービスの
開発を行うケースも見られます。
また、
社内のエンジニアだけでなく
社外のエンジニアを招いて
自社の概念だけに
とらわれないようにして
ハッカソンを開催するケースもあります。
Facebookは
創業当初から
ハッカソンを大切にしており、
「いいね!」
や
「タイムライン」
といった機能は
Facebookで頻繁に行われる
ハッカソンから生まれています。
こういった事例は
新製品や新たな発想を生み出す
ハッカソンの有効性を
十分に認識していると言えるでしょう。
ぜひ参加してみてください
ハッカソンは
IT業界だけで行われるわけではありません。
近頃では
地域の町おこしのために
地方自治体が開催するハッカソンや、
起業家育成のための
ハッカソンなども行われています。
内容的にはITを活用して
新しい何かを創造するものが多いですが、
地域や団体が抱えている
課題の解決を行うためのアクションとしても
ハッカソンが活用されています。
ハッカソンというアクションは
IT業界だけにとどまらず
今後も社会に大きく広がってゆきます。
何かいいアイデアはない?
といきなり言われても
なかなかアイデアは生まれませんが、
それぞれの分野の人が集まれば
新しいアイデアも生まれやすいですし、
新しいものを作ることもできます。
ハッカソンという
新しいものづくりのアクションには
エンジニアが活躍できるフィールドが広がっています。
ハッカソンに参加できる機会があれば
ぜひ参加してみてください。
リスキルテクノロジー
松田
PS