【3分理解】Linuxディストリビューションの確認方法

Linuxディストリビューションの確認方法
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

「CentOSのバージョン何を使っているんだっけ?」

Linuxサーバを多数管理しているときなど、何のOSが使われているかわからなくなるときがあるかもしれない。また、引き継ぎを受けたサーバの中身などがわからないこともあるだろう。

このページではLinuxディストリビューションの確認方法をご紹介しよう。

Linuxディストリビューションを確認する

UbuntuやFedoraなど頻繁にバージョンを入れ替えるディストリビューションなどは、節々でアップグレードやクリーンインストールを行なうので「どのようなディストリビューションを使用しているか?」その「どのバージョンを使用しているか?」という情報を忘れることは少ないだろう。

しかし滅多にバージョンを更新しないCentOSなど、稀にバージョンがわからなくなることがある。

他にも管理者としてシステムをひきついだが、ドキュメントなどが整備されていなかった場合、VPSを借りた場合など、自力でディストリビューションを確認しなければならないときは意外と多い。

基本的に「/etc」の下にバージョン情報を記述したファイルを設置するのが一般的なのでそちらを参考にしよう。

「/etc」の下のファイルを確認する。

CentOSの場合

$ cat /etc/redhat-release

centosディストリビューション確認

とするとバージョンの確認とディストリビューションの確認が可能となっている。

Fedoraの場合

他のディストリビューションでも例えば、以下のようなファイルが確認できる。だいたい同じだ。

$ cat /etc/fedora-release

fedora

Debianの場合

$ cat /etc/debian_version

debian

その他

もしくは

$ cat /etc/issue

を確認してもディストリビューションやバージョンの情報が記述されている場合がある。

パッケージ形式やそのマネージャなどから推察する

こんなことをしなくても上のファイルを見に行って確認すればいいが、一応。

現場ではそれほどマニアックなディストリビューションは使用されないだろう。

確実とはいいがたいが、それぞれディストリビューションによりけり、パッケージの形式やパッケージマネージャなどに違いがある。

例えばredhat系であればrpmパッケージを使用しyumやdnfなどを使用してパッケージを管理している。debian系であればdebパッケージを使用し、それをaptで管理している。

普及しているLinuxディストリビューションは個性があるのでそれらから、ある程度の推察が可能となっている。

またパッケージ管理のためのコマンドがわかれば、パッケージ個々のバージョンを確認することが出来る。そこからディストリビューションを推察することが出来るだろう。

まとめ

このページではLinuxディストリビューションの確認方法についてお伝えしてきた。/etc/ファイルの下を見に行くことを覚えておきたい。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

このページの続きや関連ページは下記から一覧で確認できます。

IT講師に興味はありませんか?

・「今までIT講師をやってきたが、更に多くの講義を行いたい」

・「エンジニアとしてやってきたが講師業に魅力を感じている」

・「講師として活躍するためにベースとなる知識を知りたい」

・「様々な分野や言語の講師にチャレンジしてみたい」


という方はぜひIT講師募集のページをご覧ください。


リスキルテクノロジーでは「受講している方々にITを好きになってもらう」ことを目標に、同じ目標に向かって歩んで行ける講師の方を常に探しています。


システム開発やインフラ構築などのエンジニアリング経験を活かし、新入社員などの未経験者や経験の浅い初学者の方々に対してITトレーニングを行っていただくことになります。


テキストやカリキュラムは事前に用意されており、それらを元に講義を進めていくため、IT講師をはじめて実施する方でも安心してトレーニングを実施できます。


IT講師募集のページを見る

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*

未経験からの育成制度も充実
IT講師に興味はありませんか?

リスキルテクノロジーでIT講師の積極募集を開始! 経験・未経験問わずご応募可能。育成制度で講師スキル向上も目指せます

IT講師に応募する