膨大なIPアドレスを管理できるIPv6とは?

ip v6とは
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From: リカレントテクノロジー 松田航
新宿本校にて、、、

ネットワークでは

「IPアドレス」

...が使用されています。

IPアドレスとは
コンピュータの住所とも言えるものですが、

このIPアドレスに変化が起きているのです。

今回は新しいIPアドレスである

「IPv6」

についてお話ししましょう。

IPアドレスが不足している?

IPアドレスは

"192.168.25.100"

というように、
0~255までの数字を
組み合わせて割り振られています。

ホームページなどのアドレスは

http://www.linuxacademy.ne.jp/

というように
文字でアドレスが指定されていますが、

実際には...

"203.174.70.235"

というIPアドレスで管理されているのです。

このIPアドレスの仕組みを

「IPv4(Internet Protocol version 4)」

と言い、
インターネット通信の規約である
プロトコルのバージョン4を意味します。

そしてこのIPv4には

「IPアドレスが不足している」

と言う問題がおこっているのです。

現在の世界人口は
70億人を超えていますが、

IPv4で割り当てることができる
IPアドレスの数は、およそ43億個です。

世界中の人に1つのIPアドレスを
割り当てることすらできなくなっています。

そして
インターネットサービスの普及などにより
IPアドレスの需要が増加しているため、

IPv4でのIPアドレス管理は
すでに限界に達しているのです。

IPアドレス不足を解消するIPv6

そこで登場したのが

「IPv6(Internet Protocol version 6)」

と呼ばれるプロトコルです。

インターネットプロトコルの
バージョンが4から6にアップしたのですが、
仕様が大幅に変更されています。

まず、IPアドレスの表現が...

"192.168.25.100"

といった4つのブロック表記から、

"2015:c900:0000:0bc1:0000:4321:1256:0000"

といった、
「:」(コロン)で分けられる
8つのブロック表記に変わりました。

これにより、
設定できるIPアドレスの組み合わせが
以下のように飛躍的に増えているのです。

[IPv4]
4,294,967,296個
(2の32乗 約43億)

[IPv6]
340,282,366,920,938,463,463,374,607,431,768,211,456個
(2の128乗 約340潤(かん))

ものすごい量に増えていますね。

IPv4で管理できるIPアドレスを
バケツ1杯の砂の数だとすると...

IPv6で管理できるIPアドレスは
太陽一個分の体積の砂になると言われています。

IPv6の登場によって
IPv4のアドレス不足問題が解消されるのです。

アドレス数だけではないIPv6の特徴とは?

IPv6にはIPアドレスの数以外にも
さまざまな特徴があります。

IPv4とIPv6の
特徴を比較した表を見てみましょう。

IPv4v6

■IPアドレス数

IPアドレス数は既にお話しした通り、
圧倒的にIPv6の方が多いです。

世界中の機器に割りあてることも
可能だと言われています。

■NAT

IPv4では
アドレス不足を解消するために

「NAT(Network Address Translater)」

という技術が使用されています。

これはIPアドレスを
一時的に書き換える技術なのですが、

IPv6ではアドレス数が多いので
NATが不要になります。

■オートコンフィグレーション

オートコンフィグレーションとは
IPアドレスを自動で設定する方法です。

IPv4ではIPアドレスの設定を
手動で行う必要がありましたが、

IPv6では
オートコンフィグレーションにより
自動的に設定されます。

■セキュリティ

IPSecとは簡単に言えば
通信を暗号化する手法です。

IPv4では
オプションで実装できますが、

IPv6では標準で実装されているので
通信内容を読み取られる危険が少なくなります。

■処理速度

送受信されるデータの
共通情報などが見直しされたことで、

ネットワーク機器の処理負担が減り、
処理速度が早くなりました。

これからのエンジニアに必須のノウハウ

IPアドレス不足問題の
救世主のようなIPv6ですが、

実際には
通信機器のIPv6対応不足や、

IPv4との互換性の問題などにより、
十分に普及しているとは言えません。

そして...

「IPv6のノウハウを知るエンジニアが少ない」

...というのも普及が遅れる理由のひとつです。

これからのネットワーク社会は
IPv6の技術が必要になってきます。

それはIPアドレス不足の問題からも
明らかなことです。

しばらくは、
IPv4とIPv6が共存する時代が続くでしょうが、
いずれはIPv6に変わる時代が来ます。

IPv6についてのノウハウは、
これからのエンジニアに必須だと言えるのです。

リカレントテクノロジー
松田

PS

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