JavaとPHPのどちらを学ぶか?

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From: リスキルテクノロジー 松田航
新宿本校にて、、、

未経験者が最初に覚える
いわゆる「スタートアップ言語」。

当校では、JavaとPHPの講座を開講しており、
個別カウンセリングの際、こういった相談を度々受けます。

「最初に学ぶプログラム言語を、JavaにするかPHPにするか迷っています」

スタートアップ言語として最適な言語
JavaとPHP

IT業界には、実に様々な言語があります。

Java、.NET、PHP、Ruby...

そして新しい言語は年々増え続けています。

つい先日もApple社が
新しい言語「Swift」を発表しました。

これはiPhone、iPad、Macなど
Apple製品向けアプリを作るのに使用される言語です。

Apple社だけでなく、
FacebookやGoogleなど
大手企業は独自の言語を開発しようとする傾向があります。

目的は様々ですが
多くは自社サービスに特化した
高速かつ安全な言語を開発することにより、
サービスの向上や技術者の囲い込みを計るといったものです。

このように、
この世には何百という言語が存在している為、
未経験者の方は、どんな言語を学ぶか悩むこともあるでしょう。

そんな数ある言語の中から
当校ではJavaとPHPの講座を開講しています。

何故JavaとPHPの2種類なのか?

信頼性。
拡張性。
汎用性。
技術者としてのニーズ。

それらを総合的に考慮した上で...

JavaとPHPのいずれもが
スタートアップ言語として最適な言語であると判断したからです。

信頼性が高く
就転職に有利とされるJava

まず、
Javaがスタートアップ言語として
最適である理由をご説明しましょう。

Javaは1985年に誕生し
現在でも多くのシステムに採用され
不動の人気を誇る言語です。

アメリカのIT系求人サイト
Dice.com(http://www.dice.com/)では、
「プログラミング関連の仕事に就く為に有利な言語」のひとつとして、
Javaを挙げています。

技術者求人としての人気だけでなく
オープンソース言語としての人気においても
他の言語を差し置いて、常にトップに君臨している言語です。

Javaは様々なシステムの言語として採用されています。

身近なところでは
スマートフォンOSであるAndroidアプリの開発、

大きなところでは
銀行のATMシステムなど、
信頼性が求められる金融系システムの開発言語として、

モバイルユースでも企業ユースでも
利用される幅が広く、信頼性の高い言語として使用されています。

2000万人が使用する
情報管理アプリであるEvernoteや、
2億4千万のユーザー数を誇るTwitterなど、
多くの有名アプリでJavaが採用されているのです。

Javaを学ぶメリットは様々です。

・Web系、組み込み系、デスクトップアプリなど、
 様々な形態でのシステム開発が可能

・言語としての信頼性や拡張性が高い

・大小様々なシステムで採用されている実績がある

・Java開発案件数は衰えを見せず、常に技術者のニーズがある

・OSに依存せず、ライブラリが豊富であるため、開発の幅が広い

他の言語に比べると若干難易度は高めです。

ですが、Javaを知っておくことにより、
IT技術者としての対応範囲が広がる事は間違いありません。

また、ストレートに言って、
2020年までJavaエンジニアの需要は増え続けると予想でき、
職に困ることがないのが最大の魅力でもあります。

Webアプリケーションで
根強い人気を誇るPHP

そして次にPHP。
PHPがスタートアップ言語として優れている点です。

PHPは1995年に誕生し、
多くのWebサービスで使用されている
サーバーサイドスクリプト言語(*)です。
*Webサーバー上で実行される言語

動的なWebページを作る上で
最適なスクリプト言語であるPHPは、
FacebookやGREE、Yahooなどでも使用されており、
世界中で24億のWebサイト、210万のウェブサーバーで使用されています。

ソフトウェア開発で有名な
アメリカのシリコンバレーにおいても、
スタートアップ言語として最も人気のある言語です。

もちろんアメリカだけでなく
日本のWebサイトの多くでもPHPが使用されており
規模の大小を問わず、多くのWebページで採用されている言語です。

最近ではCMS(Content Management System)を使った
ウェブコンテンツの生成が主流となっていますが、
CMSで最も人気のあるWordpressはPHPで開発されています。

Webコンテンツ制作業界では
Wordpressのカスタマイズ案件も増えてきており、
それらに対応する為にも、PHPは必須の言語であると言えるのです。

PHPを学ぶメリットは多数あります。

・多くの開発実績があり、信頼性が高い

・使用ユーザーが多く、情報や拡張機能が豊富

・Webプログラマーとして活躍できる場が多い

・Wordpress以外の主要CMS(*)でも採用されているため
 カスタマイズニーズ等に対応できる
 *Xoops、Drupal、Joomla!など

言語としても比較的習得しやすく、
スタートアップ言語としては最適であり、
PHPを用いたWebアプリ開発案件は豊富ですので
初心者からWebプログラマーとしてデビューするには最適な言語です。

ニーズの高さと信頼性がポイント
どちらを選ぶかはキャリアパス次第

当校がJavaとPHPの講座を
提供している理由は様々ですが、

最も大きな理由としては…

「Java技術者・PHP技術者に対するニーズが高い」

…という事が挙げられます。

JavaやPHPを習得していれば
未経験の方でもIT技術者として活躍できるチャンスが高く、
スタートアップ言語として習得するには最適の言語だからです。

そしてもうひとつは…

「言語としての信頼性の高さ」

…が挙げられます。

オープンソースであるため、
世界中の技術者が改良に携わり、
言語としての質の向上が長年行われています。

いずれも歴史ある言語であるにも関わらず、
十数年にわたって多くのシステムで採用されており、

一時的にニーズが高い言語なのではなく、
今後も継続的に主力言語として使用される理由がここにあるのです。

それでは、JavaとPHPのどちらからスタートするか?

これはあなたの目指すキャリアパスによります。

Webアプリの開発も含め、
Androidアプリといったモバイルアプリ開発、
組み込みやデスクトップアプリ開発も視野に入れたいのであれば...

Javaをお勧めします。

Webアプリに特化した開発や
リッチなWebコンテンツの開発、
WebデザイナーやWebディレクターも視野に入れたいのであれば...

PHPをお勧めします。

ただ、ひとつだけ注意してほしい事があります。

確かにPHPは
人気言語でニーズも高いですが、
RubyやPythonなどといったPHPの代替言語が多く
2011年以降、人気が少しずつ下火になっているのも事実です。

実際にPHPをメイン言語としていた企業が
自社アプリを別の言語に変更したという事例もあります。

PHPをスタートアップ言語とする場合、
将来的に代替言語での開発を迫られる場合もある...

それを念頭に置いた上で、学習した方が良いです。

このような流れを考慮すると、
未経験者のスタートアップ言語としては、
Web系システムから組み込み系システムまで
幅広いジャンルで活躍できるJavaを選択する方が良いです。

言語的にも確立されており、
多くの開発案件で採用され続けるJavaを習得する...

それは、あなたが長年にわたり、
技術者として活躍できるフィールドを広めてくれるのです。

どちらからスタートするかはあなた次第です。

そして、
どちらからのスタートでも
あなたが活躍できる場がある事を覚えておいてください。

リスキルテクノロジー
松田

PS

当校では、
Java認定資格の取得からJava+DB連携のノウハウ、
Androidアプリ開発についても学べるコースを用意しています。

PHPもプログラミングだけでなく、
Webデザインからプロデュースまで総合的に学べるコースもあります。

机上の技術ではなく
実践で通用する技術を習得する事が大切です。

javaのスクールリスキルテクノロジーはこちらから

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