標準クラスとは、Java言語であらかじめ用意しているクラスライブラリのことだ。
このページでは「標準クラスとは」について詳しくお伝えした。Java初心者の方は参考にしていただければと思う。
標準クラスとは
標準クラスとは、Java言語であらかじめ用意しているクラスライブラリのことだ。
様々な機能のクラスが、機能ごとにパッケージというまとまりで用意されている。それぞれのパッケージやクラスと提供されている機能(メソッド)については、利用するJavaのバージョンに合わせたAPIドキュメントにて概要を参照することができる。
Java8のAPIドキュメントは下記から参照できる。
https://docs.oracle.com/javase/jp/8/docs/api/
エンジニアの入り口でもいくつもご紹介している。
例えば、文字列を扱うStringクラスもJava言語が用意した標準クラスである。StringクラスはJava.langパッケージに存在している。
Java.langパッケージとは
Java.langパッケージはプログラムを作成する上でよく使用される、基本的なクラスをまとめたものである。
通常、Java言語で用意された標準クラスであっても、プログラム中で利用する場合はimport文で利用することを宣言しなければならない。
しかし、Java.langパッケージはその記述を省略することができる。
Stringクラスとは
Stringクラスは複数文字、すなわち文字列を表す型である。
Java言語では、変数の型を基本型と参照型の2つに大きく分けることができる。
基本型には「1、2」などの整数を表すint型、「あ、い」等の1文字を表すchar型などがある。
参照型にはString型や日付型などがあり、オブジェクトを参照する型を参照型という。
基本型と参照型の大きな違いは、変数に代入された値を直接格納するかそうでないかという点である。
基本型の場合、型の大きさ(バイト数)が決まっているため直接値を代入することができる。しかし、文字列の場合、その長さは文字数によって変わるため、決めることができない。そのため、実際の文字列は別の場所に格納し、変数にはその実際の値が格納されたメモリ上の住所のようなもの(メモリのアドレス)が代入されている。
詳しい使いかはまた見ていこう。
まとめ
このページではJavaの標準クラスとは何かについてご紹介した。
特に、Java.langパッケージは何もせずとも自由にJavaプログラム内で使うことができる。
IPアドレスの計算の(10進数や2進数)サブネットマスクの計算方法を、教えて下さい。
ご要望ありがとうございます。近いうちにアップさせていただきます。引き続き、何卒よろしくお願い致します。