exitはログアウトするLinuxコマンドだ。
ユーザーAの状態でユーザーBにログインするにはsuコマンドを利用するが、そのログインに対し、ログアウトする時に使う。
また、端末ソフトを利用していた場合、最初にログインしたユーザーの状態でログアウトを行うと、端末ソフトが終了し画面が閉じてしまう場合があるので注意しよう。
exitコマンドの基本
コマンドの基本動作
使い方は、次のとおりだ。
$ exit
ログアウトするにはこれだけだ。
exitコマンドのショートカットキー
exitコマンドを実行するショートカットキーはCtrl+Dだ。
実際にはショートカットキーを使うことが多いだろう。
シェルスクリプト内での活用
何度も同じ動作を繰り返す場合はシェルスクリプトを作成するが、シェルスクリプト内でもexitコマンドは活用できる。
その場合、意味合いとしては、実行しているプロセスを終了するという意味合いになる。
書式は次の通りだ。
$ exit 管理番号
管理番号は1~255の整数を指定し、exitした時にその値をLinuxに渡す。
管理番号を書かなくても構わないが、管理番号を書くことによってどんな状況でプロセスを終了させたかを判断し、その後のアクションが変わるようにプログラムできる。
関連コマンド
最後にexitコマンドに関連して、基本的なログイン、ログアウトのコマンドも紹介しておく。
suコマンド
ログインする。
まとめ
このページでは、exitコマンドの使用方法を解説した。
suコマンドは手軽にログインできるので、ユーザーAの中でユーザーB、またのその中でユーザーC、さらにはその中でまたユーザーBにアクセスしているとうことも度々あり、混乱やトラブルの元だ。
普段から、Linuxマシンはsuコマンドを利用してログインしたらexitコマンド、またはCtrl+Dのショートカットキーでログアウトすることを意識して使おう。
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