RPMを作成するようになると、当然そのパッケージも統合管理したくなるだろう。
このページではローカルリポジトリを作成する方法について簡単にお伝えする。
こちらも初めてLinuxを触る方は全く知る必要がない。参考程度だと思って見ていただければと思う。パッケージ管理全体に関しては下記でまとまっている。
ローカルリポジトリを作成してみる
ローカルリポジトリを作成してみよう。
まずローカルリポジトリを設置するためのディレクトリを作る。
# mkdir /usr/my_repo
そのディレクトリへ移動
# cd /usr/my_repo
ローカルリポジトリへ置きたいパッケージを持ってくる。今回はホームディレクトリの下rpmbuildでrpmファイルを作成したと仮定する。
# cp /home/<hoge>/rpmbuild/RPMS/x86_64/* .
「createrepo」このコマンドで実際にリポジトリをセットアップする。リポジトリとしてのデータベースが作成される。
# createrepo .
リポジトリの設定ファイルを記述する。
# vi /etc/yum.repos.d/my_repo.repo
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[my_repo] enabled=1 name=MyPKG gpgcheck=0 baseurl=file:///usr/my_repo |
今回ローカルリポジトリなので「gpgcheck=0」とする。ローカルリポジトリはGPGのチェックをしない。「enabled=1」とするとリポジトリが有効になる。値を「0」とすると無効にできる。
リポジトリのなかにRPMファイルを追加した場合などは以下のコマンドで更新する。
# createrepo --update /usr/my_repo
リポジトリが有効になっているか確認する。
# yum repolist all
確認ができた。
まとめ
このページではローカルリポジトリの作成方法についてとても簡単にまとめた。
上でもお伝えした通り、初心者の方は全く理解せずとも問題ない。Tips程度だと捉えるのがいいだろう。
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