Linux基本操作の演習問題をまとめてみた。実際にLinux環境を準備して実行していただければと思う。
目次
Linux演習問題(基本操作編)
それでは基礎の基礎となるが、次のステップで実際の操作をしてみてほしい。
- Linuxにログインしてみよう。
- 現在使用しているシェルが何かを確認してみよう。
- ディレクトリ「/」に移動してみよう。その後ホームディレクトリに移動してみよう。
- 現在のカレントディレクトリを把握しよう。
- ディレクトリ内部のファイルなどを確認してみよう。
- ディレクトリ「testdir」を作成してみよう。
- 「su」コマンドを使用してスーパーユーザに変身してみよう。
- 「ls」コマンドにオプションを付けて実行してみよう。
- コンソールからログアウトしてみよう。
- シャットダウンをしてみよう。
解答は下記に用意している。
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解答
演習問題1
Linuxにログインをするには、ユーザ名とパスワードを入力して、エンターを押すとログイン処理が完了する。なおパスワードは表示されないが、入力は行われているのでそのままパスワードを入力すればよい。
演習問題2
現在のシェルを確認したいときは「echo $SHELL」とechoコマンドを利用して環境変数SHELLを確認することで判別できる。
演習問題3
ディレクトリ間を移動するには「cd」コマンドを使用する。cdの後にパスを入力すればよい、ホームディレクトリに戻りたいときはcdとしてエンターすると、ホームディレクトリに戻ってくる。「ls」コマンドを使用することでディレクトリ内部のファイルやディレクトリを確認することができる。
演習問題4
現在どこのディレクトリにいるのかを把握したいときは「pwd」コマンドを使用することで確認できる。
演習問題5
「ls」コマンドを使用すると、ディレクトリ内部のファイルおよびディレクトリを確認することができる。
演習問題6
「mkdir」コマンドを使用するとディレクトリを作成出来る。ちなみにファイルを作成したいときは「touch」コマンドを使用する。
演習問題7
「su」コマンドを実行すると、rootのパスワードを求められるので、パスワードを入力するとrootコンソールに変身できる。なおパスワード入力時は文字列は表示されないが、入力はされているのでそのままパスワードを入力すればよい。
演習問題8
コマンドはオプションを指定することで、動作の種類などを指定できる。例えばlsコマンドに「-l」を指定すると、内容をリスト形式で表示してくれる。
演習問題9
コンソールからログアウトするには「exit」コマンドを使用する。単に「exit」と入力するだけで現在のコンソールからログアウトしてくれる。もしくは「Control+d」とキーボードショートカットを使用しても同じ効能が得られる。
演習問題10
シャットダウンするには「shutdown」コマンドを使用する。root権限で実行すること。基本的に「shutdown -h now」と入力すれば即時シャットダウンが開始される。なお「shutdown -r now」とすると再起動するようになっている。
まとめ
このページではLinuxの基本操作的問題をご紹介した。実際に操作して感覚を掴んでいただければ幸いだ。