IT業界にいてターミナルと言われたら、だいたいGUIの上でコマンドを入力するために立ち上げるアプリケーションのことを指す。
このページではターミナルについて簡単にご紹介しよう。
Linuxのターミナルとは?
勉強をしていたり、エンジニアリング関連の会社で働いていると「ターミナルを立ち上げてくれ」などと言われることがある。
Linuxで「ターミナル」というと十中八九GUI上でコンソールのコマンドを入力するためのアプリケーションのことである。
要はターミナルとは下記のような画面のことだ。
X WindowSystem上でCUIのアプリケーションを動作させたり、コマンドを実行する場合必要なものとなる。
Linuxの場合、GNOMEやXFCEといったデスクトップ環境を一通りそろえても、基礎的な設定などはCUIなエディタや、その他ツールを使用することが多く、結果的にターミナルを使う時間は長くなるだろう。
Gnome環境が整っているのなら「端末」を使用 したほうがアンチエイリアスのきいたフォントで目にやさしいので、そちらを使用することをお勧めする。
試しにLinuxの「端末」を起動してみる
試しにGNOMEの「端末」を起動してみよう。以下のような画面が立ち上がるはずだ。
立ち上げた後は、コンソールと同じ感覚で操作すれば良い。ログインしたコンソールと同等の作業が出来る。
一般的にはコンソールと同じくbashが起動され
[ユーザー名@コンピューター名 ディレクトリ名]$
といった表記とともにコマンドを入力出来るようになる。
まとめ
このページではLinuxで用いられる「ターミナルとは?」についてお伝えした。
実際にはMacなどでもよく聞かれる言葉だが、いわんとしていることは全く同じものだ。言葉だけは把握していただければと思う。