プログラミングが小学生の習い事として注目されだしたのは、ここ3,4年というところだろう。プログラミングが小学生の授業にも組み込まれる予定になっているなど、活気が出始めている。
プログラミングの教室も年々増加していっていて、毎週のように折り込みチラシが入るようになってきた。体験で行ってみようと思っても、どの教室に行けばいいのか悩むだろう。
そこでこのページでは、おすすめの小学生向けプログラミング教室11選を紹介する。
目次
プログラミング教室(プログラミングスクール)とは?
プログラミングを学ぶことができるスクールだ。もともとは大人向けの教室が多かったが、技術が発達するとともに子供向けのプログラミングスクールが増えてきた。
お稽古事として人気が出てきたのにはいくつか理由がある
- プログラミングが論理的なトレーニングになる
- ITの時代になってきているためプログラミングができると将来の幅が広がる
- エンジニアがかっこいい職業だというイメージがようやく日本でも出てきた
などだろう。
小学校での義務教育で追加される予定だが、時間数もそうは多くなく、プログラミングを本格的に学んでみたい小学生にとってはスクールに通うのが一番の手だろう。
早速、小学生向けプログラミング教室を見ていこう。
STAR Programming SCHOOL
サイトURL:https://www.star-programming-school.com/
全国各地で開催している小学生から高校生までのプログラミング教室だ。現在は下記の地域で開催している。
イトーヨーカドーやイオン等の大型ショッピングセンターの中に教室があるので通いやすいのも特徴だ。
2020年8月現在は4つのコースが用意されている。
- iPadのタッチ操作だけでプログラミングの基礎を学ぶ「タブレットプログラミングコース」
- マウス操作を中心に基礎から応用まで幅広く学習する「Scratchプログラミングコース」
- LEGOを利用して組立てとプログラミング両方を学ぶ「ロボットプログラミングコース」
- タイピング入力で本格的なプログラミングに挑戦する「Webプログラミングコース」
大体週に1度通う形だ。月額は9,000〜13,000円だ。安めだが、「若年層に対するプログラミング教育の普及推進」事業にも2期連続選定されており安心感がある。
Teck Kids CAMP/Tech Kids school
サイトURL:https://techkidsschool.jp/
AbemaTVやアメーバブログなどで有名なサイバーエージェントが手掛けるプログラミング教室で、「小学生のためのプログラミング教室」だ。短期のCAMP、長期のschool、2種類の形態で展開している。
短期のCAMP型はプログラミングの入門ワークショップで、対面、オンラインでプログラムを選ぶことができる。
オンラインでは、2日・5日・7日のプランが開講、講習の内容は日程に合わせて3つのゲーム開発コースが用意されている。
対面では東京(渋谷)、大阪(梅田)の二箇所で、2日,3日,4日のプランが用意されており、マインクラフトを使ってプログラミングを学ぶことが可能だ。
長期のSchool型は渋谷・二子玉川・横浜・名古屋・大阪・神戸・沖縄・福岡に教室があり、月3回通うスタイルだ。コースは3コースで、次の通り。
- プログラミング基礎コース
- iPhoneアプリ開発コース
- Unityプログラミングコース
各コースとも成果発表会があり、教材学習→オリジナル開発→プレゼンテーション講習→成果発表会の様な流れとなる。
また、iPhoneアプリ開発コース・Unityプログラミングコースでは応用としてインストールできるようリリース作業まで行う。
その他に各地でプログラムワークショップなどのイベントを開催したり、小学校や自治体と組んで授業を行ったりもしている。
SMILE TECH
サイトURL:http://www.smileme.jp
埼玉・東京・栃木・茨城・神奈川の小学生〜中学生向けに、プログラミング・ロボット・デザイン教室を運営している。
「子どもたちが気軽に通えるプログラミング教室」を目指しているとのこと。特徴としては次の通りだ。
1:プログラミング学習教室の中で最もリーズナブルな価格
2:関東25箇所の教室でご自宅から通いやすい環境づくり
3:先生は元教師・幼稚園の先生・塾講師など教育のプロ!
月謝はチケット制となっていて、1回2300~3000円となっている。
CopderDojo
サイトURL:http://www.coderdojo.jp/
2011年にアイルランドで始まった7歳~17歳の子供のためのプログラミング道場だ。世界で110か国2000も道場があり、日本にも217の道場がある。(2020年8月現在)
教える内容はScratchによる簡単なゲーム制作、HTML/CSS/JavaScriptを活用したWEBサイト作成、Arduino等の電子工作と組み合わせたプログラミング等で、各道場で教えられる内容が異なる。
特徴はなんといっても参加費が無料なことだ。世界中の子供達がここで学んでいる。
各道場のメンター(先生)もすべてボランティアで活動をしている為、場所代がかかる場合は寄付を募っているところもあるが、額としては小さい。
全国各地で開催しているので、一度足を運んでみることをおすすめする。
Monopro
サイトURL:monopro
東京都文京区のプログラミング教室で小学5年~中学生を対象としており、キッズ通年・通学コースとキッズ1日体験コースがある。
- 論理的に考える力
- 英語で考える力
- 創造的に考える力
を伸ばすことに力を入れている教室で、パズルのようなプログラミング学習教材は使わない。
実際に英語でプログラミングを組んでいくというスクールだ。5人以下の少人数で行っているのも特徴だろう。
月謝は16,000円(テキスト代込み)。
Tera school
サイトURL:http://www.teraschool.jp/programs/programing/
京都市東山区と右京区にある学習塾で、「自立型・探求型・長期目標」の学習スタイルを取り、大学生や社会人、子供たち同士で学び合う学習スタイルを取っている。
プログラミングコースも用意されており、実際にWebで動くアプリを開発していく授業を実施している。
講師の先生も、プログラマーだ。プログラミングを習得することよりも、アイディアを実現し楽しんでもらうために個々人をフォローするという姿勢を取っている。
料金は全10回、半年間で50000円と平均的な価格帯だ。
TENTO
サイトURL:http://www.tento-net.com/
TENTOもプログラミングスクールの老舗だ。東京・神奈川・埼玉の小学生~中学生向けのプログラミング教室になっている。
月に4回通う形だ。教室の開校日は各教室毎に設定されていて、学習の内容は個人に合わせたカリキュラムを組んでくれる。
小学校低学年ではビスケットや文部科学省の制作したプログラミン・Scratch・アルゴロジック・ドリトル等の教育用プログラムなどを使ってプログラミングを体験する。
高学年ではもっと本格的なプログラミングを勉強する。Python・HTML・JavaScript・PHP・Ruby・Java等のプログラミング言語を学んでアプリケーションを開発することができる。
月謝はオンラインで12,000円、通学だと17,600円。
ファミプロ
サイトURL:ファミプロ
仕事でも使える「コードプログラミング」を最初から学べるスクールだ。
ポイントは、
1:AIに負けない力(創造力、思考力)を身に付く
2:親子で共に学ぶ(自宅でも継続出来る)
3:コードを体験(最初からコードプログラミングすることで一番速く上達する)
言語もiPhoneプログラミングがすぐできるように[SwiftPlaygrounds]をiPadで学べるのが特徴のスクールだ。
1日体験とステップアップコース型がある。
1日体験コースでは、ドローンを使って、自分たちのプログラミングで操縦できるようになるのも魅力的だ。
Litalicoワンダー(Qremoから名前変更)
サイトURL:Litalicoワンダー
東京・神奈川の小学生~中学生を中心にプログラミング・ロボット開発・電子工作・Webデザイン・イラスト作成等を通して想像力を培う教室だ。
ゲーム&アプリプログラミングコースはScratchからはじまり、HTML+JavaScriptでWeb上で動くゲームの作成を行い、iPhone/iPadのアプリ作成へと進む。
ロボットワンダーコースはブロックで作ったロボットをパソコンからプログラミングにより動かす小学校低学年用のコースだ。
ロボットテクニカルコースはロボットの作成とプログラミングによる制御を学ぶ小学校高学年~高校生用のコースとなる。
そのほか3Dプリンターを使っての創作などのコースも用意されている。
入塾料が15000円、受領業は一回5250円だ。
STEMON
サイトURL:http://www.stemon.net/
東京・神奈川・埼玉・神戸の幼稚園~小学生向けのプログラミングSTEM教育スクールだSTEM教育とはサイエンス・テクノロジー・エンジニアリング・数学に重点を置いた教育のことを指す。
小学生が対象の講座コースは4つある。
- 小学校1年から小学校2年生を対象としたベーシッククラス
- 小学校2年以上が対象となるアドバンスクラス
- 小学校3年以上が対象となるエリートクラス
- 小学校4年生以上が対象で、プログラミングに特化したプログラミング&ロボティクスコース
の3つだ。
その他に1Dayのワークショップがあり、ロボットやデジタル絵本を作ってプログラミングを学ぶことも出来る。2015年度の多摩市愛和小学校のプログラミング授業を担当した実績がある。
月4回で9800円という月謝も魅力だ。
バレッドキッズ
サイトURL:バレッドキッズ
年長~高校生までを対象に、基礎的なパソコンスキルからプログラミングまで教えている教室だ。
東北地方から沖縄県まで、全国各地で開催している。
特徴として、パソコンスキルを伸ばすと同時に
・情報を集める力
・自分で考える力
・表現する力
・伝える力
以上4つの子どもたちの未来に繋がる力を伸ばすことに力を入れている。
月謝は小学生で8,250円~とお安めだ。
まとめ
小学生向けプログラミング教室を13個ご紹介してきた。
プログラミングを学ぶと、論理的な思考が育まれ、発想力も出てくる。ビジュアル化された教育用のプログラミング教材は、子供にとっては取っつきやすく、楽しんでモノづくりを体験できる良い機会となるのではないだろうか?
ぜひ興味があれば、お子さんを連れて、お近くの教室へ足を運んでみてほしい。
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