【3分でわかるシリーズ】Ubuntuとは?

ubuntuとは
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UbuntuとはLinuxの人気ディストリビューションだ。

書店に行くとLinuxのコーナーではUbuntuを題材にした初心者向けのムックや参考書がずらりと並んでいる。

Ubuntuは「デスクトップLinuxディストリビューション」として非常に高い人気がある。

このページでは、Ubuntuの特徴や立ち位置、使われ方などについてまとめた。

Ubuntuについて大まかに知りたい方、使おうか迷っている方には参考になるだろう。

Ubuntuとは?

ubuntu

初心者に優しいOS

Ubuntuにはわかりやすい開発目標がある。

「誰にでも使いやすいOS」を提供することだ。

そもそも「Ubuntu」という言葉は南アフリカのズールー語で「他者への思いやり」を意味している。

とてもわかりやすくミッションだろう。実際、Ubuntuは「初心者にやさしい」と言われることが多いLinuxディストリビューションだ。GUIユーザーフレンドリーでありデスクトップ環境として人気がある。

UbuntuはDebian系

UbuntuはDebianというLinuxディストリビューションから派生している。Debianについては下記の記事などを参照してほしい。

初心者にオススメのLinuxディストリビューション7選

企業の支援を受け、非常に開発速度に早い。なおかつ高品質を維持している。世界的に注目度も高く、圧倒的にメジャーなディストリビューションだ。

個人利用のみならずWikipediaなどをはじめとした、組織的な大規模採用の例も多い。DellなどはUbuntuをプリインストールしたPCの販売実績もある。

また有志による日本語ローカライズ組織が存在し、雑誌や参考書も多く、日本でもその存在感は大きい。

Ubuntuの人気度合い

有名なUnix Like Systemディストリビューション情報サイトDistrowatchでも、常に上位にいる。

distrowatch

http://distrowatch.com/

Linux Mintというのは最近人気が出始めたOSで、こちらもUbuntuに近いOSだ。近いというよりUbuntuを元に作られている。

Ubuntuの6つの特徴

Ubuntuの特徴としては、

  • 半年毎のリリースとLTSの存在
  • カノニカル社の支援を受けている
  • 多数のデスクトップ派生が存在する
  • とにかく使いやすい
  • Ubuntu Japanese Team がローカライズしている
  • Ubuntu Server Editionが存在する

の6つが挙げられる。

Ubuntuは「誰にでも使いやすいOS」だ。基本的にマウスを使った画面操作だけでやりたいことを完結させることができ、ユーザーを惑わせない。非常にユーザーフレンドリーである。

日本語に関してはUbuntu Japanese Team が有志でローカライズしており、日本語環境も高いレベルで充実している。使っていて困ることはほとんどないだろう。

ロードマップが明確

リリースロードマップも明確である。これはオープンソースで自由に開発が進んでいくLinuxの中では貴重なことだ。毎年4月と10月にリリースを行なうことになっている。

リリース速度が早すぎるため、安定した環境を求めるユーザーのために最後にLTSと付くバージョンがありこれは長期サポート版であり5年間セキュリティーフィックスサポートが提供される。リリースの頻度はLinuxディストリビューションのなかでもトップだろう。そのため、ほぼLinuxの最新技術を体験できる。これに肩を並べられるのはFedoraぐらいだ。

カノニカル社の支援

カノニカル社はUbuntuの支援及び開発援助のために、マーク・シャトルワースが設立した企業だ。

人材派遣、及び資金提供を行い、Ubuntuはその支援の下開発が行なわれている。カノニカル社からの資金提供や人材派遣、明確なリリースロードマップや企業からの正式採用などの様子をみると、マネーパワーやマンパワーはLinuxの世界でも頭一つ上といったところだ。

Ubuntuの派生version

他にも後述するがサーバー用途向にUbuntu Server Editionも存在する。用途別にエディションを用意するのも開発力があっての事だろう。またデスクトップ環境としては標準ではUnityを採用しているが、デスクトップ環境を入れ変えた派生ディストリビューションが多数存在する。

デスクトップをMATEに置き換えた Ubuntu MATE、GNOMEを採用したUbuntu GNOME、KDEを採用したKubuntu、要求リソースの少ないXFCEを採用したXubuntuなどである。こう言った派生が多いのもUbuntuの人気の理由の一つではないだろうか。

Ubuntuはとにかく使いやすい

キーボードで普通に使える

コンピュータ初心者に対しても丁寧な説明とユーザーインターフェイスが提供されている。

Linuxというとキーボードの操作がメインになりがちだろう、しかしUbuntuはインストールから、日常作業など、その操作のほとんどがマウス操作で完結する。パソコンが苦手な方も、アレルギーを起こすことはまずないだろう。

インストールしなくても動かせる

またUbuntuはLiveDVDという形で配布されている。これはインストールしないでUbuntuを動かすことが出来るという意味だ。

DVDにLiveDVDイメージファイルを焼きつける、もしくはLiveUSBをブートすると、その場でDVDもしくはUSBスティックからOSが起動する。お手軽に利用できるのも魅力的だ。

UbuntuはLiveDVD単体でも機能が充実しているため、緊急用メンテナンス環境として使うユーザーもいるだろう。インストールする時もインストールアイコンをクリックし指示にしたがうだけでUbuntuがインストールされる。さらにUbuntu Japanese Teamにより日本語にローカライズされているのである。インストール直後から快適な日本語環境が提供される。

  • 丁寧な説明とインターフェイス
  • マウスを使ったGUI操作
  • 快適な日本語環境

これらを自力で一から構築する作業は入門者にとって、難しい作業になるだろう。

Ubuntuではこれを高い品質でかつデフォルトで提供してくれる。つまり

「使いやすいデスクトップ環境がインストール直後の段階で提供される」

ということだ。これが「初心者にやさしい」と言われている大きな理由だ。

Ubuntu Japanese Team の存在

ubuntu japan

https://www.ubuntulinux.jp/home

Ubuntuが2004年10月にリリースされた。その後わずか1年でUbuntu Japanese Teamは発足している。ほぼUbuntu生誕と足並みをそろえていると言えるだろう。

主な活動としては日本におけるUbuntuの日本語ローカライズと円滑なコミュニティーの形成と維持だ。Webサイト、Webフォーラム、メーリングリスト、Wiki、IRCチャンネルなどが運営されており他、雑誌などにUbuntu関連の記事の執筆などがおこなわれている。

最も大きな成果物はやはりUbuntu Desktop 日本語 Remix CDイメージだろう、これにより、私達は品質の高い日本語環境を手軽に入手できる。コミュニティのメンバーには感謝したい。

Ubuntu Server Edition

デスクトップディストリビューションとして有名なUbuntuだがサーバー管理者をターゲットにした、サーバーエディションが存在する。

その名のとおりサーバー向けにリリースされているUbuntuだ。同じUbuntuではあるが、立ち位置はデスクトップとは真逆と言っていい。配布物もLiveDVDではなく一般的なインストーラー形式であり、インストールから設定まで全てCUIである。基本的に余分なパッケージはインストールされない。

Ubuntu Server Editionの目的はサーバー管理コスト削減であり、ターゲットユーザーは

「迅速に高機能サーバーを構築管理したいユーザー」

である。

Debianと比較とその関係性

UbuntuはDebianから派生したディストリビューションだ。Debianの開発版をベースにUbuntuは開発されている。そのためパッケージ管理システムなどはDebianと共通しておりdeb形式をaptなどのユーティリティーで管理している。しかしパッケージに互換性は保証されない。

UbuntuとDebianを比べると、Debianは保守的なのに対してUbuntuは先進的だと言える、またDebianは機構的には標準の流れに準拠する、それに対しUbuntuの方は独自的でもある。ほかUbuntuはプロプライエタリなソフトウェアに対しても積極的に採用する傾向がある。

少し苦い話になるがUbuntuは開発初期段階でDebianの開発者から人材を確保しようとした。その影響は大きく、当初Debianの組織に大きな混乱をまねいた、それに関し開発者の批判の声も多い。しかしUbuntuに関わりながらDebianに関わりを持ち続ける開発者も多く、その関係は完全な決別ではなく、成果物の共有などもなされている。

また、否定的な面も取り上げたが、オープンソースの世界では分岐することを「フォーク」といい、これはよくある現象なのだ。Ubuntuもフォークの一つと言える。

哲学やポリシーなどの事情でフォークはよく起る、これはなにも否定的なことだけでなく、「選択肢を多く提供する」という面が強い。実際、Ubuntuが誕生したことにより恩恵を受けているエンジニアは多いだろう。

まとめ

Ubuntuについてご紹介したが、いかがだっただろうか?

Ubuntuのポリシーは「使いやすさ」だ。Ubuntuはそれを体現していると言える。エンジニアを目指しているなら必ず一度は触っておくべきOSだ。

すぐに利用ができるし、パソコンを壊すこともない。トライしてみてはいかがだろうか?

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