cdコマンドの使い方を簡単にご紹介【Windowsコマンド集】

cdはカレントディレクトリを変更するコマンドだ。

cdコマンドの基本

コマンドの基本動作

使い方は、次のとおりだ。

> CD ディレクトリ名

CDはCHDIRの略で、CHDIRとコマンドを入力してもよい。

> CHDIR ディレクトリ名

ディレクトリtestに移動するには次のコマンドだ。

> CD test

Cドライブ直下から、Cドライブ内のtestディレクトリに移動した。

現在のディレクトリから一つ上位のディレクトリに移動するには、次のコマンドだ。

> CD ..

Cドライブ内のtestディレクトリの中のd1ディレクトリから、一つ上位のCドライブ内のtestディレクトリに移動した。

現在のディレクトリからドライブ直下に直接移動するには、次のコマンドだ。

> CD \

Cドライブ内のtestディレクトリの中のd1ディレクトリから、Cドライブ直下に移動した。

DIRコマンドのオプションたち

オプションの一覧

後から詳細をご紹介するが、まずは一覧で見てみよう。

オプション /D

ドライブを変更する

/Dオプション：ドライブを変更する

ドライブを変更するには、オプション/Dを入力する必要がある。

ドライブを移動する場合の書式は次の通り

> CD /D ドライブ・ディレクトリ名

Eドライブを表示する場合は、次のコマンドだ。

> CD /D E:

Eドライブの直下を表示した。

Eドライブの中のディレクトリt1を表示する場合は、次のコマンドだ。

> CD /D E:

Eドライブの中のディレクトリt1を表示した。

CD関連コマンド

最後にCDコマンドに関連して、基本的なファイルやディレクトリを表示するコマンドも紹介しておく

DIRコマンド

ディレクトリを表示する。

MDコマンド

ディレクトリを作成する。

RDコマンド

ディレクトリを削除する。

まとめ

今回は、基本のWindowsコマンドである、CDコマンドについて紹介した。

操作するディレクトリを移動することは、Windowsに限らず、コンピュータを利用する上で頻繁に行うことだ。

しっかり覚えておこう。