RDはディレクトリを削除するコマンドだ。
目次
RDコマンドの基本
コマンドの基本動作
使い方は、次のとおり、シンプルな書式だ。
> RD ディレクトリ名
RDはRMDIRの略で、次のようにコマンド名をRMDIRと入力することもできる。
> RMDIR ディレクトリ名
ディレクトリd10を削除するには次の通りだ。
> RD d10
ディレクトリd10を削除した。
空ではないディレクトリを削除しようとすると、警告のメッセージが表示される。
RDコマンドのオプションたち
オプションの一覧
後から詳細をご紹介するが、まずは一覧で見てみよう。
オプション /S
空ではないディレクトリも削除する。
オプション /Q
/Sオプションが設定されている時、確認しない。
/Sオプション:空ではないディレクトリも削除する
空ではないディレクトリを削除する。書式は次のとおりだ。
> RM /S ディレクトリ名
空ではないディレクトリd100を削除する場合は、次のコマンドだ。
> RM /S d100
空ではないディレクトリd100を削除してもいいのか確認があるので、Yを押せば削除される。
/Qオプション:/Sオプションが設定されている時、確認しない
/Sオプションが設定されている時、確認のメッセージを表示しない。
> RM /S /Q ディレクトリ名
空ではないディレクトリd100を確認なしで削除する場合は、次のコマンドだ。
> RM /S /Q d100
空ではないディレクトリd100を確認なしで削除した。
RD関連コマンド
最後にRDコマンドに関連して、ディレクトリを操作するコマンドも紹介しておく
DIRコマンド
ディレクトリを表示する。
CDコマンド
ディレクトリを移動する。
MDコマンド
ディレクトリを作成する。
まとめ
今回は、ディレクトリを削除する、RDコマンドについて紹介した。
ディレクトリの作成、削除などの操作は頻繁に行うのでMDコマンドとセットで覚えておこう。