Gitリポジトリを作成するには、initコマンドを使えばいい。このページではその使い方を簡単にご紹介しよう。
Gitリポジトリの作成方法
リポジトリを作成するとは、ワーキング・ディレクトリの変更を記録するために空のリポジトリを新たに作成することだ。
リポジトリを作成するコマンドの基本は簡単だ。
git init
Gitのコマンドが実行されたサブディレクトリに「.git」と名付けられたサブディレクトリが作成される。この時点では空のリポジトリを作るだけで、プロジェクトの追跡は何も始まっていない。
では、基本的なGitの使い方と流れを見てみよう。
使い方と流れ
リポジトリを作成するためのディレクトリ:/c/gitworkを作成し、そのディレクトリにプログラム・ファイル:Program01.javaをコンテンツとして置く。そして、作成したディレクトリに移動してgit initコマンド実行する。
実行結果
コンソールからlsコマンドを実行するとプログラム・ファイルがディレクトリ内にあることが分かる。そこで、git statusコマンドを実行する。
コマンドgit initを実行しただけでは、そのProgram01.javaというプログラム・ファイルが、Untracked files(追跡されていないファイル)の中にありGitの追跡対象のとなっていないことが分かる。
ここからgit addでステージに乗せて、git commitでバージョンを保存していくのだが、また次のページ以降でご紹介していこう。
また、git initコマンドについてももう少し詳しく下記で解説している。
まとめ
このページではGitリポジトリの作成方法について簡単にご紹介した。参考にしていただければと思う。