【Java】文字列を大文字や小文字に変換するtoUpperCase・toLowerCase

大文字を小文字に、小文字を大文字に
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Javaでプログラムを書いている最中、すべての文字列を大文字に変換したり、反対に小文字に変換をするという処理がときどきある。

そこで使えるのがStringクラスのtoUpperCaseとtoLowerCaseだ。このページではこれらのメソッドの使い方をご紹介しよう。

1分あれば十分に使い方を把握できる。

文字列を大文字、小文字へ変換する

toUpperCase

すべての文字を大文字にするのに使えるのが、toUpperCaseメソッドだ。

使い方は次の通り簡単だ。

文字列.toUpperCase( )

戻り値の型

String

内容

この文字列のすべての文字を大文字で返す。

toLowerCase

反対にすべての文字を小文字に変えるのがtoLowerCaseメソッドだ。使い方は次の通り。

文字列.toLowerCase( )

戻り値の型

String

内容

この文字列のすべての文字を小文字で返す。

サンプルコード

それではサンプルコードを見てみよう。

実行結果

サンプルコードの説明

説明しなくともわかるかとは思うが、次のように動いている。

  • [1] 変数komojiをtoUpperCase()で大文字に変換し、resultKomojiへ代入。
  • [2] 変数oonmojiをtoLowerCase ()で大文字に変換し、へ代入。
  • [3] 変数resultKomojiを出力。
  • [4] 変数resultOomojiを出力。

 

大文字小文字が混在する文字列を比較するサンプルコード

これらのメソッドは、出力文字列の体裁を整える場合によく使われるが、他の使い方もある。

例えば、条件分岐などで文字列を比較する際に、大文字・小文字が混在している可能性がある場合がある。そのような時は、「いったん大文字もしくは小文字に変換してから比較する」というような処理を行う場合もある。

実行結果

サンプルコードの説明

  • [1] 大文字小文字混在の文字列の変数str1を小文字に変換し、変数resultKomoji1へ代入。
  • [2] 大文字小文字混在の文字列の変数str1を大文字に変換し、変数resultOomoji1へ代入。
  • [3] 大文字小文字混在の文字列の変数str2を小文字に変換し、変数resultKomoji2へ代入。
  • [4] 大文字小文字混在の文字列の変数str2を小文字に変換し、変数resultOomoji2へ代入。
  • [5] 変換前の文字列を比較した結果を出力
  • [6] 大文字に変換したresultKomoji1とresultKomoji2を比較した結果を出力。
  • [7] 小文字に変換したresultOomoji1とresultOomoji2を比較した結果を出力。

このようにすることで文字列比較が正確にできる。

まとめ

このページではJavaで大文字や小文字に変換する方法をお伝えした。

覚える必要はないだろうが、こういったメソッドがあるというのは覚えておくと後々役に立つことがあるだろう。

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