このページではラッパークラスの種類をご紹介しよう。
基本的には基本データ型の先頭文字を大文字にしたものがラッパークラスの名前となっている。
ラッパークラスの種類
各基本型に対応するラッパークラスの一覧はこうだ。
|
基本型 |
ラッパークラス |
|
boolean |
Boolean |
|
char |
Character |
|
byte |
Byte |
|
short |
Short |
|
int |
Integer |
|
long |
Long |
|
float |
Float |
|
double |
Double |
int型のラッパークラスはIntegerクラス、boolean型のラッパークラスはBooleanクラスというように、基本的には基本データ型の先頭文字を大文字にしたものがラッパークラスの名前となっている。
しかし、char型とint型だけは異なるので注意しよう。
一覧で紹介したように、各ラッパークラスはjava.langパッケージに含まれるそれぞれ独立したクラスである。しかしBooleanクラスとCharacterクラスを除いたクラスは全て数値を扱うクラスで、java.lang.Numberを親として持っている。
そのため、内部のメソッドには名前も同じ、処理の内容もほとんど同じというものがいくつかあるので覚えておくといいだろう。
次のページで使い方をご説明している。



