atrmはatコマンドで実行予約した登録を削除するコマンドだ。
atrmコマンドの基本
コマンドの基本動作
使い方は、次のとおりだ。
$ atrm ジョブ番号
atコマンドで登録されたジョブ番号72の登録を削除する場合は、次のコマンドだ。
$ atrm 72
atコマンドで登録されたジョブ番号72の登録を削除した。
登録されていない90番のジョブを削除してみよう。
$ atrm 90
ジョブがないと表示される。
複数のジョブを削除する場合は、ジョブ番号を半角スペースで区切って入力しよう。
$ atrm 70 75
ジョブ番号70、75が削除された。
71-73のように簡易的にまとめて削除することはできないので一つずつ削除しよう。
atrm関連コマンド
最後にatrmコマンドに関連して、基本的な実行予約のためのコマンドも紹介しておく。
atコマンド
時間指定し、コマンドやプログラムを実行する
atqコマンド
atコマンドで実行予約したジョブを表示する
batchコマンド
システムに負荷をかけないようにジョブを実行
まとめ
登録した予約を取り消しするケースは様々だが、こまめにatqコマンドでモニタして、適宜、不要なものや重複しているものは削除していこう。