【Linuxの基礎知識】IT業界でよく聞くRedHatとは?

redhatとは
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RedHatとは、Linuxのディストリビューションを提供しているRedHat社とRedHat社が提供しているディストリビューションRHEL(Red Hat Enterprise Linux)を指すことが多い。

RedHat社はLinuxの有償ディストリビューション提供企業としては最大手企業だ。

RedHatについてこのページではまとめている。

RedHat社の設立時期や理念など

RedHatは1999年に設立した「世界をリードするオープンソースソフトウェア&サービスプロバイダ」だ。

経営理念は次の通りだ。

「オープンソースコミュニティと共に」が、レッドハットの基本理念です。すなわち、オープンソースコミュニティの成果を決して私物化することなく、世界中の人々にその成果を広めていくことがレッドハットの存在意義です。

実際にRedHatからCentOSなどの無償ディストリビューションが展開されているように、理念に沿った事業を展開している企業となる。もちろん営利企業なので、全部出すわけにはいかないが、Linuxの利用規約に則ってしっかりとコミュニティーに還元をしている企業だろう。

ちなみに日本支社の会社案内は下記から確認することができる。

http://jp-redhat.com/information/corporate_profile/RedHat_CorporateProfile.pdf

Red Hat Enterprise Linuxという製品

Linuxディストリビューションの一つであるRHEL(Red Hat Enterprise Linux)を製品として主軸に据えている。オープンソースをビジネスとして確立しており、そのなかでは最も成功している会社のひとつだろう。

ソフトウェア本体を販売するのではなく、サブスクリプションというサポートの単位販売を行うビジネスモデルで経営がなりたっている。サブスクリプションとは具体的には「保守、技術的サポート料」であり、アップデートなどはサブスクリプションを契約しなければならない。

詳しくは下記ページでご紹介している。

ビジネスモデル

Linuxにおける歴史の初期からRedHatLinuxとしてコミュニティに親しまれていた。RPMパッケージや入門者でもわかりやすいインストーラなど、初心者向けの気配りがなされていた。

しかし、2003年のRedHatLinux9を最終としてコンシューマ向けへの提供を取りやめている。なかなかビジネスにしにくかったためだろう。

この時期からRed Hat Enterprise Linuxを企業向けに提供するような形となる。企業向けにRHELを提供し、サポート費でビジネスを回す方法だ。

現在の最新バージョンは7となっている。RHELとなった現在でも派生クローンが幾つか存在している。

商用Linuxとなってからもオープンソースコミュニティへ貢献している形となっている。

コミュニティとの連携

一方コンシューマ向けコミュニティベースのディストリビューションの開発を完全に放棄したわけではなくFedoraCoreとしてコミュニティディストリビューションをリリースした。

現在の名称はFedoraとなっている。こちらはRedHat社がバックについているコミュニティとなっており、活発に活動がなされている。fedora25が最新である。

また商売敵になっているとはいえ、一応にRHELのクローンであるCentOSのコミュニティともゆるい繋がりを持っているようで、「オープンソースコミュニティと共にという基本理念があらわれている部分といえる。

近年の事業と製品

近年ではRHELを主軸として仮想化技術やクラウド関連ソフトウェアにも注力している。RedHatの製品としてはLinux系製品として「RedHatEnterpriseLinux」「RedHatSATELLITE」「RedhatOpenStackPlatform」などが存在する。他Java ベースのミドルウェアや、仮想化プラットフォーム、クラウドコンピューティングプラットフォーム、ストレージ系のプラットフォームが存在している。

ITインフラを支える大手企業になっている。

まとめ

このページでは「RedHatとは」についてまとめてきた。Linuxエンジニアになるのであれば知っておきたい企業であるし、またエンジニアにならずともIT業界に関わる人は知っておきたい会社とディストリビューションだ。

参考にしていただけると幸いだ。

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