viで文字を削除するには、編集モードに入るか、コマンドで「x」などを叩けばいい。
他にも便利なコマンドがいくつか用意されているので、このページではこれらをお伝えしていこう。
目次
viで文字を削除する
vimには多数のカーソル移動のキーバインド(コマンド)が存在する。それと同じく文字の削除にもいくらかキーバインドが存在する。
一文字削除、一行削除などだ。カーソルの移動と同様、削除の効率があがると編集速度があがるので、日常動作のなかで覚えてゆこう。
文字の削除操作は、基本的にノーマルモードでおこなうことがほとんどだが、コマンドモードからの削除やvimの場合、編集モードからのバックスペースによる削除も可能となっている。
ノーマルモードでの文字削除
文字の削除動作は、基本的にノーマルモードを使用して削除する。
x:一文字削除
ここでxを叩くと、
のようになる。
dw:一単語削除
ここで、dwを叩くと、
と一単語が削除される。
dd:一行削除
ここで、ddを叩くと、
と一行がまるごとなくなる。
D:行末まで削除
続いて「D」だ。
この状態で、「D」を叩くと、次の様になる。
行末までが消えた形だ。
行数 dd:カーソルから指定した行分削除する。
この状態で「2dd」などを叩くと、次のようになる。
2行削除された形だ。
コマンドモードでの削除
コマンドモードからも削除を実行することが出来る。
:d カーソル行を削除
:.,$d カーソル行からファイルの末尾まで削除
文字列置換による一斉削除
置換をすることで特定の文字列を一斉に削除するということもできる。
例えば「abc」という文字列を一斉削除したい場合
:%s/abc//g
で、文字列abcを除去するというのも有用な手段だ.
編集モードでの操作
vimの場合編集モードで一般のエディタとかわらない、バックスペースによる削除が可能となっている。
Backspace 1文字分削除
まとめ
このページでは、viでの削除方法についてお伝えした。色々な方法があるが、まずは数個覚えて徐々に使えるコマンドを増やしていけばいいだろう。
参考にしていただければと思う。
コメント