LPICはCBTのテストだ。CBTとはComputer Based Testの略で、コンピュータを使って実施する試験を指す。
CBTは人の手を使わずに採点ができるため、人件費が削減できる。そのため色々な試験で用いられるようになってきた。
もちろん提供側のメリットだけではない。受験者も好きな時間に試験が受けられ、その場で合否がわかるため、便利な試験形式だ。
ただ、CBTとはいえ、家で受験をすることはできない。LPICの試験ができるLPIC試験会場に行く必要がある。
このページでは、LPIC試験会場の調べ方をご紹介する。LPIC受験を考えている方は参考にしてほしい。
目次
LPIC試験会場
テストセンターでの受験
LPIC試験はピアソン社が提供しているテストセンターで受験することができる。
テストセンターは営利企業がピアソンと提携して提供をしており、企業内の一室や職業訓練校の教室などにも設置されている。
提供企業が専門のテストセンターを用意していることもあり、管理体制の面ではそういった専門テストセンターで受験した方が色々と安心だろう。
1分でわかるLPIC試験会場
1分でわかるとタイトルにある通り、結論を先にお伝えするとピアソンのテストセンターは下記URLから確認ができる。
https://www.pearsonvue.co.jp/Documents/Japan-Downloads/TC_List/pearsonvue_jp_pvtclist.aspx
急いでいる場合には、このURLだけ見ればいい。日本全国にあるのが確認できるだろう。
詳細を知りたい場合には残念ながらこの表だけでは不十分だ。テストセンターにより実施の時間帯や、実施している試験の内容は異なってくるからだ。詳細は下記の手順に従って調べるのが良いだろう。
LPIC試験会場の詳細確認
LPIC試験会場の詳細確認には、LPI-JapanのIDとピアソンVueのIDの取得が必要になる。
どちらにせよ受験にはこれらの登録が必要なので、先にとってしまおう。
ステップ1 LPI-IDの取得
まずは下記からLPI-IDを取得する。これはLPI-JapanのIDでメンバーズページへのログイン等に使うIDとなる。
個人情報の取り扱いに関する内容が下に表示される。
「同意して登録フォームへ進む」ボタンをクリックする。
フォームに必要情報を記入する
認定証送付先の住所を記入する。内容確認して、送信すると下記のようにIDなどが表示される。
このIDを保存しておくこと。
ステップ2 ピアソンVueに登録する
続いて下記URLからピアソンVueのアカウントを登録する。
http://www.pearsonvue.com/lpi/capva/
LPICとピアソンVUEをつなぐ窓口のページだ。
プライバシーポリシーを読み、「はい、規定に同意します」をクリックする。
個人情報を入力して、「次へ」ボタンをクリック。
LPI IDには、ステップ1で取得した「LPI*****」を利用する。
各種項目をローマ字で入力。
※ 次のページで日本語で入力するため、書き方が誤っていても大きな問題にはならない
各種アカウント情報を入力する。
全て入力するとピアソンVUEのアカウントが作成される。
ステップ3 試験の申し込みページに行く
ここまで完了したら、下記URLよりピアソンVUEにログインする。
https://www.pearsonvue.co.jp/Clients/LPI/Confidentiality-agreement.aspx
ログインすると下記のような表示が出る。
試験を表示ボタンから受けたい試験を選ぶ。
LPIC Level1であれば、101をまずは選択すればいい。
言語を選択する画面が出るので、日本語を選択する。
確認して試験を予約するボタンをクリック
ここでテストセンターの検索が可能になる。
検索フォームに住所を入れて検索すると、最寄りのテストセンターを表示してくれる。テストセンターを選択して「次へ」をクリックするとそれぞれのテストセンターでの試験実施時間も確認することができる。
このまま受験の予約をすることも可能だし、ここでキャンセルすることも可能だ。
受験のキャンセルは受験の24時間前まで無料で受け付けてくれるため、自分にプレッシャーをかける意味でも予約してしまうのはいい手だろう。
まとめ
LPICの受験場所の確認方法がお分かりになっただろうか?
LPICはLinux試験の中で圧倒的なシェアを持つ。サーバエンジニアにとっては有益な資格試験だ。
受験を考えているようであれば、ぜひチャレンジしてほしい。
また、LPICの難易度が気になっている方は下記ページを参考に。