From: リスキルテクノロジー 高坂
@新宿本校
以前のブログで
IDE(統合開発環境)
「Eclipse」
...をダウンロードしました。
今回は実際に
Eclipseを起動してみましょう。
Eclipseを起動しよう
以前のブログでは
Eclipseをダウンロードし、
ファイルを展開したとこで
終了したいました。
Eclipseを動かすには
これからインストールや設定が必要!
…という訳ではなく、
展開したファイルを実行するだけで
起動することができます。
それでは
起動してみましょう。
ファイルを展開したフォルダ
/user/eclipse
に移動して、
eclipse
のアイコンをダブルクリックします。
Eclipseが起動しました。
しばらくすると、
スタート画面が表示されます。
英語です。
そう、
Eclipseはデフォルトで
英語で表示されるのです。
英語がわかる方なら
特に問題ありませんが、
あまり馴染みがない方にとっては
開発中ずっと英語というのも
厳しいものがあるでしょう。
という訳で、
Eclipseを日本語化したいと思います。
PleadesでEclipseを日本語化
Eclipseは...
「プラグイン」
...と呼ばれる
拡張モジュールを追加することで
さまざまな機能を追加できることができますが、
Eclipseを日本語化するにも
このプラグインを使用します。
Eclipseを日本語化する
プラグインとしては...
Pleades
が有名ですね。
こちらは
MergeDoc Projectにより
配布されているプラグインで、
本体だけでなく
他のさまざまなプラグインも
日本語化してくれるものです。
それでは
Pleadesプラグインを
Eclipseに追加してみましょう。
その前に、
今回も前回と同様、
管理者権限のユーザでログインしてくださいね。
まずは
プラグインを保存する
フォルダを作ります。
/usr/eclipse/dropins/
のフォルダに...
pleades
という名前のフォルダを作ります。
そして
ホームページの中央付近に...
「Pleadesプラグイン・ダウンロード」
という欄がありますので、
安定版のリンクをクリックし、
pleiades_1.6.0.zip
をダウンロードします。
※2015/8/7時点でのバージョンは1.6.0
ダウンロードしたら
アーカイブマネージャで開きます。
これらのファイルを
先ほど作ったフォルダに展開します。
そして
Eclipseをインストールした
フォルダに移動し...
eclipse.ini
を開いて設定を変更します。
ダブルクリックすると
geditが開きますので、
-Xverify:none
-javaagent:/usr/eclipse/dropins/pleades/plugins/jp.sourceforge.mergedoc.pleiades/pleades.jar
の2行の設定を
一番最後に追加して保存します。
これで準備は整いました。
Eclipseを起動しましょう。
みごとに
日本語化されました。
もし、
うまく日本語にならない場合は、
コンソールか…
/usr/eclipse/eclipse -clean
とコマンドを入力して
起動してみてください。
それでもエラーが出る場合は
eclipse.iniの設定が間違っている場合があります。
設定ファイルの内容をチェックしましょう。
これで
言葉を気にすることなく
Eclipseが使えるようになりました。
次回はEclipseの
基本的な使い方などについてご紹介します。
リスキルテクノロジー
高坂
PS
日本語化しておいて何ですが…
エンジニアにはやはり英語力が必要です。
できるだけ英語に
慣れておくことをオススメします。