就転職やキャリアアップに役立つサーバー資格 5選

エンジニアというと一般的にはプログラミングを書いている人、いわゆるシステムエンジニアをイメージする人が多いようだ。ご存知の通り、システムエンジニアは人材が常に不足気味で、育成の必要性が国を挙げて叫ばれている。

しかし、システムエンジニア以上に人材が不足しており、必要とされているのがサーバーエンジニアだ。サーバーを管理するという目に見えにくい仕事をしているためか、そもそも「なろう!」と思う機会がないのが大きいだろう。縁の下の力持ち的な存在で、業務自体もシステムエンジニアより安定していると言われている。

今日は未経験からサーバーエンジニアになるために有利な資格や、すでにサーバーエンジニアとして活躍している人に役立つ資格をまとめた。キャリアの設計に役立てて頂ければと思う。

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LPIC level1の難易度まとめ。サンプル問題あり

LPIC level1はLPICで受ける最初の試験だ。

LPIC level1の難易度はどれくらいだろうか? Linux初心者でも誰でも受かる? いや、Linuxエンジニアであっても落ちるくらい難しい? 色々な話を聞くと思う。気になるLPIC level1の難易度についてまとめてみた。

どのくらいのスキルだったら受かるのか? LPIC level1の対象者や合格率。また合格点や試験時間などの情報をまとめている。

また、サンプル問題もいくつか用意した。LPICを受けようと思っているのであれば、解いて参考にしてみてほしい。

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あなたは何点取れる?LPIC level1の典型問題 20選

LPIC level1はLinuxエンジニアの入り口として適した資格試験だ。

実際LPICは@IT自分戦略研究所の調査で、

「最もキャリアにつながった資格」
「最も実務で活かせた資格」
「取得したい資格」

の3つのランキングで一位を獲得するという快挙を達成している。

Linuxエンジニアが足りていないというのと、LPICがかなり実務に近いというのがその理由だろう。結果として、就職や転職にも役立つ資格になっている。

もちろん資格試験なので、実務的ではない暗記も必要ではあるが、とても有用な資格だというのは間違いないだろう。

このページではLPIC level1にチャレンジしようとしているあなたに20個の典型問題をご紹介しよう。LPICを受けるかどうか悩んでいる人や受けるための準備をしている人は、ぜひ確認してみてほしい。

合格率は65%程度なので、13問正解すれば合格範囲だ。勉強を開始する前のひとつの目安としてトライしよう。

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switch文の危険な使い方

以前に
『分岐処理とは?』のところで登場した
「switch文」を覚えているでしょうか。

「switch文」は
多分岐処理を記述する際に、

if文よりも
ソースコードの読みやすさと実行速度に
優れている、

というお話をしました。

しかし、
この「switch文」には
危険な使い方があるのです。

「switch文」の書式

「switch文」の一般的な書式は、
以下のようになります:

switch (条件式) {
case i:
条件式がiのときの処理
 break;
case j:
条件式がjのときの処理
 break;
...
default:
 条件式が上記以外のときの処理
 break;
}

※i, jは異なる整数

具体的には、

int value = x; ...①

switch (value) {
case 0:
System.out.println("0");
break;
case 1:
System.out.println("2");
break;
default:
System.out.println("-1");
break;
}

上記の場合、

①のxが0なら
0
と出力され、

①のxが1なら
1
と出力され、

①のxが0と1以外なら
-1
と出力されます。

「switch文」では、
このような書き方が一般的なのですが、
『フォールスルー』という特殊な書き方も
存在します。

フォールスルー
(fall through)

『フォールスルー』とは、
switch文において、breakを省略した
書き方のことです。

breakを省略とは
どういうことでしょうか。

例えば、

int value = x; ...②

switch (value) {
case 0:
case 1:
System.out.println("0or1");
break;
default:
System.out.println("-1");
break;
}

上記の場合、

②のxが0か1なら
0or1
と出力され、

②のxが0と1以外なら
-1
と出力されます。

このようにswitch文では、
case文にbreakを記述することは
強制ではないのです。

breakは、次のcase文の処理を
実行させたくない場合に記述します。

そのため、
もし次のcase文の処理を
続けて実行したいときには、
breakを省略できるのです。

危険なフォールスルー

さて、先ほどのフォールスルーの例は、
あまり危険ではありません。
(逆に直感的で読みやすい)

しかし、以下のような例では
どうでしょうか。

int value = x; ...③

switch (value) {
case 0:
System.out.println("0");
case 1:
System.out.println("1");
break;
default:
System.out.println("-1");
break;
}

上記の場合、

③のxが0なら
0
1
と出力され、

③のxが1なら
1
と出力され、

③のxが0と1以外なら
-1
と出力されます。

このようなフォールスルーは、
処理が複雑になりやすく、

さらに、
ソースコードを見たときに、
意図的にbreakを記述しなかったのか、
単にbreakを記述し忘れたのか、
区別がつきにくくなります。

基本的には意図的ではない
(記述し忘れによる)
『フォールスルー』は
バグとなってしまいます。

kohsaka

このような
危険なフォールスルー対策として、
「C#」というプログラミング言語では、
フォールスルーを記述できないように
なっています。

そのため、switch文を使う際には、
極力フォールスルーは使わないように
心掛けてください。

■PS

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Javaプログラミング ~陥りやすいミス①~

今回から数回に渡り、
「Javaプログラミングにおける
 初心者が陥りやすいミス」
についてお話しようと思います。

第一弾は、

「インクリメント演算子と
 ディクリメント演算子」

に関する注意点です。

インクリメント演算子
ディクリメント演算子

この演算子は、
単項演算子にというものに
分類されます。

インクリメント演算子は「++」と記述し、
オペランドに1を加算する演算子です。

ディクリメント演算子は「--」と記述し、
オペランドから1を減算する演算子です。

さらに、この演算子を
オペランドの前に記述した場合、

例えば、

 ++i
 --i

のような場合(iは変数)、

「前置インクリメント演算子」
「前置ディクリメント演算子」

と呼びます。

また、この演算子を
オペランドの後ろに記述した場合、

例えば、

 i++
 i--

のような場合(iは変数)、

「後置インクリメント演算子」
「後置ディクリメント演算子」

と呼びます。

なぜ、同じ演算子で
記述の仕方が2種類あるのでしょうか。

前置と後置の違い

前置と後置の具体的な例を
見ていきましょう。

ここでは、
インクリメント演算子の例を
見ていきます。

例(その1)

 
int i = 0;
int j = 0;

i++;
++j;
System.out.println(i); ...①
System.out.println(j); ...②

上記の例では、
①も②もどちらも1と出力されます。

この結果は
予想通りの結果ではないでしょうか。

では、次の例はどうでしょう。

例(その2)

int i = 0;
int j = 0;
int result = 0;

result = i++;
System.out.println(result); ...①
result = ++j;
System.out.println(result); ...②

上記の例では、

①は0
②は1

と出力されます。

なぜ?と思われた方も
いるのではないでしょうか。

陥りやすいミス

なぜこのような結果に
なるのでしょうか。

実は、インクリメント演算子は、
「例(その1)」のように、

単体で使う場合は、
前置も後置も単にオペランドに
1を加算するだけです。

※ディクリメント演算子も同様

しかし、インクリメント演算子を
他の演算子と共に使う場合は
注意が必要です。

「例(その2)」の場合、

result = i++;

は、

(result = i) + 1;

のように、
代入が行われた後に加算が行われます。

※ディクリメント演算子も同様

また、

result = ++j;

は、

result = (j + 1);

のように、

加算が行われた後に代入が行われます。
※ディクリメント演算子も同様

インクリメント演算子を
他の演算子と共に使う場合、

前置と後置では、
加算のタイミングが異なる、
ということになります。

インクリメント(ディクリメント)の
使用頻度は高い

プログラミングにおいて、
インクリメントあるいは
ディクリメントは、
使用頻度が非常に高い演算です。

特に、繰り返し処理などでは、
よく使用されます。

kohsaka

そのため、
この演算子を使用する際には、

・単体での使用なのか、
 他の演算子と併用なのか

・他の演算子と併用の場合は、
 加算のタイミングを考慮

上記の点に
注意するようにしてください。
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